
死体を洗うアルバイトについて聞いたことがありますか?なんとなく都市伝説だと思うかもしれませんが、実際に遺体を洗うお仕事は存在しています。これが、湯灌の儀と呼ばれるもの。実際にはどのようなものなのかご存じではない人も多いと思うので、ここでは湯灌の儀についてご紹介したいと思います。
湯灌の儀とは、遺体を沐浴することがポイント。日本人はお風呂好きな習慣があることから、という意見もあります。一生分働いたという、現世での仕事を終えた上で、これから生まれ変わろうとする故人の方がゆっくりとお風呂に浸かる行為です。これが、湯灌の儀という儀式。これから生まれ変わろうとする故人が、快く新たな旅立ちができるようにという意味が込められています。
本来、湯灌の儀ではタライにお湯を入れて遺体を洗い流すという儀式です。しかし、最近では感染等のトラブルを想定して、アルコールで拭くという拭き湯灌が普通になってきました。本来のスタイルの湯灌の儀とは異なりますが、アルバイトとして働くのであれば、アルコールで拭くのが一般的になっています。
湯灌の儀のアルバイトは、その性質上、少し精神的にハードな部分があるかもしれません。しかし、その代わりにある程度の時給が約束されています。必要な資格は特にありませんが医療系の方が有利。また、遺族の方に満足してもらえるような仕事のやり方をするとよいでしょう。
湯灌の儀のアルバイトは、だからこそ、最低でも時給1,000円を下回ることはありませんし、正社員であれば月給もある程度確保できるでしょうから、その点で心配することはないでしょう。仮に、葬儀会社から依頼があれば、どんなに損傷している遺体でも拭かなければならないこともあります。この点、精神的な負担を感じることも多いという人もいるでしょう。
湯灌の儀をするにあたって、必要な資格は特にありません。ただし、看護師や福祉関係の資格を持っていると、何かと作業がしやすいと感じることも多いでしょう。そのため、医療福祉分野で働いていた人にはやりやすい職業だと思います。
また、大事なことは遺族の気持ちを思いやりながら仕事をすること。常にプロとしてご遺体に接することで、遺族の方にとっても最期の時をよいものにしてもらえる仕事をすることが大切です。