
最低賃金とは、アルバイトの方が働くと最低限度保障されている金額と言えます。一時間に何円もらえるのかというのはアルバイトをしている方にとって重要なポイントとなります。実際に時給800円で働く方の場合は8時間労働でも6400円となります。アルバイトはこのような計算軸の中で生活をしています。
基本的に賃金は都市部か都市部でないかで決まってきます。東京などの日本の中心は最低賃金も高くなっています。ただ、これにはある秘密があるのです。また、逆に地方の賃金が安いというのも事実で、これもある理由があるからこそ、地域によって格差が生まれています。
では、なぜここまで賃金が違うのかというと、都市部の生活費と地方の生活費は大きく異なるからです。東京で暮らす場合は家賃や駐車場代、その他費用などが高いです。しかし、地方の場合は家賃は安く、生活にかかる費用も都心に比べると安いです。これが賃金の安さに関係しているのです。東京の年収700万円は地方の年収400万円と同程度の生活レベルと言われることもあり、それぞれの収入と支出のバランスが違うので、地方は低くなる傾向があります。
毎年最低賃金がワースト1位なのが沖縄県です。沖縄はゆったりとした時間が流れていて、仕事に関してもルーズに働く方が多いと言われています。ただ、那覇市などはそうでもなく、大勢の方がしっかり働いています。ただ、生活費が都心に比べて安いのと、家賃なども割安なところが多いです。また、沖縄は家族愛も強く、実家暮らしの方が多いので賃金が低くても生活出来る方が多いという統計もあります。
沖縄と並んで最低賃金が642円となっています(変動有)。鹿児島は九州地方の中でも自然が豊富で、職場も東京のように最先端のビルが立ち並んでいるとは言えません。労働が単純なところは必然的に賃金も安くなってしまいます。ただ、鹿児島の方も最低賃金で生活している人はたくさんいます。
こちらも沖縄や鹿児島と並んで賃金が安くなっています。実際に働く人はお金を多く獲得した方が嬉しいですし、労働意欲の低下に繋がるので、近年はさらなる最低賃金の引き上げが検討されています。