研修中の時給が最低賃金を下回っているのは法律違反? | アルバイトスクープ!
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2014年11月14日

研修中の時給が最低賃金を下回っているのは法律違反?

研修中の時給が最低賃金を下回っていたとしても、違法とならないケースがあることも覚えておきましょう。まずは地域の最低賃金を調べましょう。
編集部

アルバイトとして雇用して貰った場合、研修期間が設定されていることは珍しくありません。また、この研修期間には最低賃金を下回る時給で働かなくてはならないこともあります。しかし、いくら研修中とはいえ最低賃金を下回るのはおかしい、と考える方も多いのではないでしょうか。そこで、ここでは研修中の時給が最低賃金を下回るのは違法ではないのか、ということについてお話してみたいと思います。

最低賃金とは?

最低賃金とは、雇用主が従業員や作業員に対して最低限支払わなくてはいけない賃金の下限のことを指しています。どの企業でも賃金を決める上でこの最低賃金を考慮したうえで時給などを決定しており、最低賃金すれすれの金額を設定しているところもあります。最低賃金は国が定めており、地域によって異なるため、日本の場合47件の最低賃金額が存在するということになります。まずはこれを覚えておきましょう。

下回るのは法律違反?

例え研修中であっても最低賃金を下回ってはいけません。試用期間中や研修期間中でも最低賃金は原則として守らなければいけないのですが、実は特例もあります。18歳未満の方や65歳以上の方で雇用後に技能習得している場合や産業特有の軽易作業に従事している方だと最低賃金が適用されないこともあります。実際にはもっといろいろ細かく区切られていますから、単純に最低賃金を下回っているからとすぐに法律違反と決めつけることはできないのです。

最低賃金を事前に調べる

最低賃金を下回っている時給にも関わらず、それに気づかずに働いているという方は少なくありません。そもそも、最低賃金という言葉を知らずに働いている方もいますし、適正な額の時給だと思いこんでいる方も実際いるのです。最低賃金は地域によって異なりますから、これからアルバイトを始めようとする方は事前にしっかりと調べておくことをお勧めします。最低賃金はハローワークや労働監督署などで確認できます。

違法に気づいた場合

明らかに最低賃金より下回った時給で働かされていたことが発覚したのなら、まずは会社に伝えてみることが重要です。それでも改善されない場合には労働基準監督署などに相談することをお勧めします。最低賃金法第40条では、違反した場合に50万円以下の罰金となっていますから、殆どの企業は従業員から伝えられた段階で改善するとは思いますが、それでもだめなら労働基準監督署、または弁護士へ相談した方が良いでしょう。

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