こんなブラックバイトに気をつけろ! | アルバイトスクープ!
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2014年8月7日

こんなブラックバイトに気をつけろ!

バイト先がブラックバイトかもしれないと思ったら、労働時間や仕事内容、その責任の所在を確認してすぐにブラック判定のポイントをチェックしましょう。
編集部

近頃、話題となっているのがこのブラックバイトの悪質な労働環境です。アルバイトとしてちょっと働くだけだったはずが、いつの間にかブラックな環境の中で大変な思いをしてしまうことがあります。そこで、ブラックバイトにどう気をつければよいのかについてご紹介しましょう。

ブラックバイトとは

そもそもブラックバイトとはどのようなバイトをさすのでしょうか。一般的には、ブラック企業から作り出された造語ということで理解しておけば間違いありません。ブラック企業は劣悪な労働条件の中で働かせる会社のことで、それの「バイト版」ということになるわけです。

ブラックな労働環境

ブラックバイトの特徴は、アルバイトの店員であるにもかかわらず仕事上の責任をとらせたりノルマを課すことにあります。よく知られているのは、売り上げのノルマをバイトに課して、達成できなければ買い取らせる、失敗した分は弁償させるといったことです。また、シフトの労働時間をオーバーしてサービス残業させたり、必要以上に研修の期間を延ばしたりするのもブラックバイトにあたります。

実際の問題は、自分が働いているバイト先をどうやってブラックバイトと見極めるかでしょう。これまで大変な思いで続けてきたバイトがまさかブラックバイトだったなんてという声も良く聞きます。ではそのバイトがブラックであるかどうかの基準について解説しましょう。

ブラックバイトは給与に現れる

ブラックバイトでよく起こるのは、悪質な給与の天引きです。バイト代の振込みに際し、損害賠償分を元の給与から引いたり、残業代を払わなかったり、挙句の果ては給与を何ヶ月も払わなかったりする会社も見受けられます。実は、労働法においてこの給与の天引きは違法であることがわかっています。そのため、給与を働いた給与分から引いたりするようなことがあればブラックバイトと断定してよいと思われます。

上司の態度でわかる

ブラックバイトの中には上司が特徴的な姿勢を示すことも知られています。それが、平気で暴言を吐いたりするような上司です。バイトの指導形態がしっかりとしておらず、責任をバイトに擦り付けるようなタイプも同様と考えられます。とくに、精神的なダメージを受けることが多く、業務でも強引な指示によって働かされるので、労働の規範が通用しにくいといわれています。

仕事の責任の有無

仕事の責任というのは最終的に社員や本社の上司がとるのが当たり前ですが、中にはこれをバイトに押し付けることもあります。これによってバイトの責任が肥大するような労働環境が出来上がり、それが常態化することによってブラックバイトとみなされることもあるのです。

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