バイトと聞くとつい仕事内容を甘く見がちになってしまうかもしれません。とくに先輩の立場として後輩が新しく入ってきたときにはそれをより大きく実感することになると思います。そこでバイトでもなあなあにしないための後輩の指導方法についてご紹介しましょう。
なぜバイトというだけで甘く考えてしまうのでしょうか。一つには、世間一般でバイトは仕事のために行うというよりも金銭的な目的の方が大きいといわれています。もちろん、正規の仕事も同じではあるのですか、バイトはあくまでも社会勉強で、大半が時給の獲得を優先しているからです。
バイトの指導は、甘く考えている後輩に対してはかなり積極的に行っていくことが求められています。とくに、どうすれば一人でも仕事を任せられるようになるかを教えることはいざとなった時に仕事を任せるのに必要となってきます。そのため、ダメだしをここぞというところで行ったり、相手のわからないところまで立ち戻って教えるだけの根気が必要です。
後輩指導はどうせバイトだからといって適当な形で終えてしまうことが多いです。しかし、あまりに不親切な指導はのちにバイト全員の首を絞めることにもつながってくるので、上手に指導していくことが優先されます。
バイトでは後輩の面倒を先輩が見るのはある種当たり前に考えられています。理由としては、新入社員のように研修を受けられるわけではないので、誰かが仕事について教えなければならないためです。仕事を覚えるためには実践が一番ですし、それが仕事の現場の中で先輩によって同じ目線で教えられることが有効だというのもあります。もちろん、業種によっては店長や本社の社員が指導することもあります。
バイトの中にはまだ高校生や大学生のような身分の人もたくさんいます。しかし、ただ先に入っただけで先輩になってしまった人は上手な指導を行うことはなかなかできないと思います。そこで、指導の基本となる褒める・叱るのメリハリをつけるところだけでもしっかりしておくのが良いかもしれません。
あまり良くない指導方法としては一度に仕事を教え込もうとして、あれこれ言ってしまうことです。当然、一度にあれこれ言ってもできるようにはなりませんし、消化不良を起こしてしまうので、ゆっくり焦らずを心がけましょう。